出典:instagram
『運命の再会』
これは僕がオーストラリアでキャンプ生活をしていた時のマンゴーのお話になります。
ちょっと長くなりますので、
興味のある方のみお読み下さい。
これは全て実話に基づく物語です。
ご存知の方もいるかもしれませんが、
オーストラリアはアウトドアの歴史が長く、
そこら中にキャンプ場がある。
しかも格安だ。
そのせいか世界中から旅人が集まってくる。
これは僕が世界を旅して気づいたことなんだけど、
旅人同士が会話をする時には、合言葉みたいな物が存在する。
たとえば、カンボジアでは、「ハッピーハーブピザは食べたか?」、インドネシアでは、「サヌールに行ったか?」そんな感じの、決してガイドブックには載らないディープな旅人ならではの合言葉だ。
そしてここ、オーストラリアでの合言葉は、
「マンゴーは食べたか?」だった。
どうやらオーストラリア産マンゴーは、
世界一美味しいと言われているらしい。
世界一美味しいと言われれば、
食べない訳にはいかない。
スーパーを覗いてみると、なんと、
わずか1ドルで売られていた。
オーストラリア産マンゴーは、ジューシーで酸味が少なく、なめらかな口触り。とにかく甘みが強く、世界一の称号を与えるに相応しいモノでした。
それからは毎日マンゴーを食べ、
多い時には1日に3個くらい食べていました。
そんなこんなで、ついに帰国の時が迫り、
マンゴー、、、じゃなくて、オーストラリアに別れを告げる時がやってきました。
友達に空港まで送ってもらっている道中、
どーしても最後にマンゴーを食べたくなったので、
スーパーに寄ってもらいました。
最後のマンゴーだと思うと、涙がちょちょ切れそうになったけど、ここは爽やかに感謝の言葉を告げてお別れしました。
「マンゴー君、また会おう!」
急いで空港に向かい搭乗口で手続きをすると、
まさかのハプニングが起きました。
なんと、搭乗ゲートが閉まっているではないか。
僕は飛行機に乗り遅れたのだ。
マンゴーに気を取られるあまり、
空港に着くのが遅れてしまったのだ。
僕はテンパった。
空港員にカタコトの英語で、どうしても日本に帰らないといけない事情を説明しました。
僕「明日大切な会議があるんだ」←うそw
空港員「だからどーした?」
僕「明日とても大切な約束がある」←うそww
空港員「搭乗ゲートは閉まった」
僕「日本人スタッフを呼んでくれ」←本音www
関係者「…..」
髪は伸びきっていて髭はボーボー。
穴だらけのジーパンにバックパックを背負った僕の言葉には説得力がなかった。
僕は諦めた。
公衆電話から友達に電話して、
事情を説明し迎えにきてもらった。
友達は大笑いをしながら、
マンゴーを持って迎えに来てくれました。
僕はマンゴーを見ながら、心の中で呟いた。
『マンゴー君、また、会えたね。。。』
終わり
追記
この後、泣きそうになっている僕に同情して、
関係者の方々は翌日の飛行機を手配してくれました。
オイルランタンを見ていたら、友達の子供が、
『マンゴーみたい!』って言っていたので、
この話を書かせていただきました。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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