出典:instagram
LSDのメリット(初級編)
前回までインターバルでLSDと同じような生理学的適応が得られるかもしれないと述べてまいりました。
それでもなお、生理学的というよりは
運動学的な側面からLSDはある程度必要だと私は思います🤔
個人的には、まず初心者の方やトレーニングを始めて日の浅い方はどうしてもそれなりの距離を乗り込む必要がある、と考えています。
というのも、そもそも人間の体はロードバイクに乗るようには作られていません。
そのため前傾姿勢でペダルを踏み続ける動作は人体にとって不自然なものであり、最初のうちは乗車姿勢をキープするだけで精一杯の方が多いのです。
高速域では真っ直ぐ走ることも中々難しく、強度やセット数を気にする余裕はないでしょう。
速くなりたい気持ちはわかりますが、いくら練習として時間効率が良いとはいえ、そのような状態でインターバルトレーニング(IT)を行っても成果は出ませんし、フラついて危険ですらあります🙅♂️
そんな時LSDは「低強度で長時間」という特性上、初心者の強い味方でいてくれます💪
キツすぎない強度で乗り込むことで、
・自転車に慣れ以前よりも少ない注意力で走行できる
・同じ動きを繰り返すことでペダリング動作、姿勢維持に余分なエネルギーを使わなくなる
・長時間運動を続けることで様々な筋肉&筋間協調が強化され、動作が安定・滑らかになる
・これらの要因により、自転車に乗るスキルが自動化され速くなる
・以前より余裕が生まれることで真っ直ぐ走ったり、ハンドルを持ち替えたりするスキルも同時に強化される
・これらの強化を繰り返すことで、インターバルトレーニングや高強度の練習でも耐え、安定して走行可能な体を作れる
と、恩恵はこれまた様々。
他にもミトコンドリア容量、毛細血管密度増加といった生理学的適応も同時に期待できるのですが、これらのスキルの一定レベルをLSDにより自然と身に付けられるメリットの方がより大きいと考えています。
もちろん、今より強くハイレベルなレースや集団で走りたいと願うのであればいずれ高強度ITに手を染めなければならない日は必ずやってきます。
最初のうちのLSDはそのための下地作りだと思って良いでしょう。
何よりゆっくり長く走るというのはロードバイクの一つの醍醐味でもあります。
難しいことを気にせず、無理せず走って速くなれるのであれば言うことなしです✨
では、レースを走るレベルの選手であればLSDは必要ないか?と言われればそうとも限りません。
ロードレースは競技時間の幅広いスポーツで、短いものでは15分、長いものでは8時間にも及びます。
レースペースの上下がある中で3-5時間も自転車を漕ぎ続けるには広義の「持久力」が必要です。
さて、これ以上は長くなってしまうので今回はここまで!
次回は中-上級者でもLSDは必要、あるいはメリットがあるのか?について解説させていただきます🙇♂️
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