出典:instagram
TREK5500
+Shimano DURA-ACE
+Rolf Vector Pro
いまだに現役愛車紹介。2000年モデル。
もろにアームストロング仕様なのは性能を求めたらやっぱりこうなったパターン。
oclv110という同時最高のカーボン素材で作られています。
このころのRolfはbontragerの傘下だったと思います。
アームストロングが例の問題でツールの実績剥奪になった残念な記憶が思い出される方もあるでしょう。
良くも悪くも彼が残した功績は大きかったのですが。
私とこのバイクとの経歴は…
当時、関西国際空港開港記念杯・鈴鹿国際ロードレースという大会がありました。
前夜祭でパレードがあったりと、普段の鈴鹿国際ロードより派手な内容だったと思います。
選手はゼッケン番号ごとにピットにスペースが割り当てられました。
信じられないことに私は今中大介さんとゼッケン番号が1番違いだったため、お隣でレースの準備をすることに。
緊張してしまった私はせっかく隣にヒーローがいるのに一言も話せなかったけれども、今中さんはワイヤーを交換しながらチラリとこちらを向いてニコリとしてくださった…という思い出があります。
今中大介さんは今の若い人には実感としてピンと来ないこともあるかもしれませんが、ツールドフランス日本人初出場。シマノの社員だから行けたとかなんとか聞こえてきたけれど、ご本人の実力を知ればとてもそんなことは言えなかったはずで、それは大変な功績なのです。
レース結果は、2周目に入ってすぐ集団落車で置いていかれ、全10周のところ7周してタイムアウトとなってしまいましたがそれでも、ポジション取りも含め全ては自分の責任、という深い教訓となった良い体験でした。
そんなの当たり前のように思われるかもしれませんが、悔しい思いをしないと本当にはわからないこともありますからね。
あと、伊豆サイクルスポーツセンターで行われたレガシーミヤタカップ、チャンピオンクラスの3位までのみ賞金が出るレースです。
解説は今中さんでした。
残り3周で他選手2人との逃げに乗ったとき、このままゴールまで行けるのかとても不安でしたが、
「前の3人は行くでしょう!」と解説の放送が聞こえ、ああ俺いけるんだ、と。
勇気が湧いて逃げ切れたという思い出もあります。
結果は3位でしたが、当時ほかには無かった賞金の出るレースで2度目の賞金を手にすることが出来ました。もちろん、他のお二方の力もあってのことです。
なんか、お金目当てのような話で恐縮ですけども、お金のために走ったわけではありません。
1番頑張っていた時期でもありました。
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