出典:instagram

@ultrafumix

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須恵町役場で仕事の打ち合わせが終わったのが、午前11時を少し過ぎた頃
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ちょっと早いかな?とは思ったけど、こんなときでなければなかなか行く機会がない「三洋軒支店」@志免町東公園台で、フライング昼食を決め込みました
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郊外の個人経営飲食店となると、店内の席数より駐車場のキャパがネックになるので、オープン直前を攻めることができるチャンスは非常にありがたし
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ところで 三洋軒 を名乗るラーメン店は、糟屋エリアと福岡市内に現時点でここを含めて7店舗あって、その全てがかつて福岡銀行志免支店の近所で営業していた「三洋軒」(現在は廃業・以下「本店」と称する)にルーツを持つようです
しかもややこしいことに、それらの店舗はいくつかの系統に分かれていて、提供されるラーメンは系統によって全く異なったスタイルなんですね
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そんな数ある三洋軒の最大勢力は、須恵町の本店をはじめとして4店舗を展開する「須恵三洋軒」一派
こちらは「本店」から暖簾分けにより創業したお店なのだそうです
どろりと濃厚で獣臭もワイルドな、オッサン臭いガテン系ラーメン(※褒め言葉です)が魅力で、時々いただきたくなる臭ウマ豚骨です
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また「元祖志免三洋軒」を名乗る店舗が同じ糟屋郡の久山町と篠栗町に存在します
いかにも「本店」の直系であることをアピールするような商号ですが、実際のところはよくわかりません
元祖志免系はまだ未食ですので、近いうちに調査がてら初参戦したいと思います
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そして今日お邪魔した「三洋軒支店」は「本店」が最初に出した支店とのことで、現存する中ではオリジナルの味に最も近いと評されるお店です
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本日は私にとって今年最初のラーメン・エクスペリエンス、なので欲張り仕様のワンタンチャーシューメン(大)をチョイス
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このお店のチャーシューメンは、チャーシューのスライスが花びらのように、見事に丼の上を覆い尽くしているのが特徴
もちろんインスタも“映え”の概念もなかった数十年前からずっとこのスタイルだそうで、ビジュアル感性ヤバいよね(※もちろん褒め言葉です)
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さらにワンタンチャーシューメンだとチャーシューの花弁の下には、しっかりした下味と肉肉しい食感が魅惑的な餡がみっちり詰まったワンタンが、ゴロゴロと潜んでいるのですよ、たまらないよね
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スープは昔懐かしい、透明感を残したあっさりライトタイプ
元ダレの塩分も控えめで、毎日食べても飽きがこなさそうな滋味スープです
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だからといって豚骨の旨味も希薄なのかといえば侮るなかれ、豚骨出汁の風味は強烈といっていいレベル
もちろん獣臭もそれなりにありますが、味付けのバランスがよいのか、豚骨が苦手な方でも割とここのはイケるようです
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豚脂を乳化させて得られるコッテリ感もいいのですが、しっかりと引かれた豚骨の出汁を活かしつつ、全体的にはアッサリとまとめられたスープ…私はこういうのも好きですねえ
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「黒門」@若松区青葉台南や「来来」@飯塚市片島、そして先ごろ東京進出を果たした「豚そば月や」…昨今、流行の兆しを見せているクリア系淡麗豚骨ラーメンですが、ここ「三洋軒支店」はこのムーブメントのハシリと解釈することもできるんじゃないでしょうか?
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